2008年5月6日火曜日

1 year grass_PERENNIAL GRASS

1 year grass_PERENNIAL GRASS

植物をわける方法として、大ざっぱなやり方には、1 year grassとPERENNIAL GRASS で分けるやり方が挙げられます。

1 year grassは、名前が示すとおり、タネまきに始まり花が咲きかれるまでの期間が1年を超えない植物です。身近なところでは、パンジーとビオラが挙げられます。

しかし、それより長いスパンで繰り返し咲くものがあります。それがPERENNIAL GRASS です。
タネをまくと株ができますがその後に、何年間も繰返して花が咲く植物を指します。そしてそれがまた2種類分けられます。根が生存していても、寒くなると地上に出ている部分なくなってしまう種類と、地上に出ている部分がなくならない部分とに分かれます。

寒くなって地上部がなくなってしまうPERENNIAL GRASS の身近なところでは、スズランやギボウシが挙げられます。

年間ずっと地面の上に葉や花をが残っている植物は宿根草と言われることもあります。

1 year grassとPERENNIAL GRASS 、どちらも長所と短所をもちあわせています。

1 year grassは花が小さいので、少し物寂しく思いますが、非常にたくさんの花を咲かせてみせてくれます。また、花が咲いている期間が短くなく結構長い期間楽しませてくれるという点があります。。
パンジーは、暖かい地域であれば、秋から春にかけて、半年ものあいだ咲いていますので半年も楽しませてくれるのです。
値段もPERENNIAL GRASS と比較すると割安なので、ちょっとした気持ちで買うことが出来るかと思われます。

PERENNIAL GRASS は、毎年同じように繰返して楽しめる植物なので、リーズナブルなイメージがあるのですが、長い年月にわたり同一の場所に植えたままにすると、株が非常に成長してしまいます。
そうすると違う植物との仕分けが簡単でなくなりますので、花壇にそのまま植える場合には、株がどれくらい大きくなっていくのかを予測した上で、余裕を持ってスペースを取って育てる方がのちのち楽になるようです。
また、成長してしまった株を一度外に出す作業は苦労することですが、3、4年に1度は、株分けをしないといけなくなってきます。株が成長しすぎると、新しく出てきた芽が大きくなりにくくなって、花の生育にも影響が出てきてしまいます。

PERENNIAL GRASS の苗は、大きくなるまでの時間が必要で、生産するのに瞬時にできるものではないのでくらべてみると価格が高い場合があります。しかし、手間隙かけて大きくなれば、植えたままで次の年もまた次の年も花を見ることができるのは、非常にお得ですよね。

1年の長い間にわたりバランスをとりながら花壇を作っていくには、1 year grassとPERENNIAL GRASS を上手に植えわけることが重要なポイントになるでしょう。
掘り起こしたりする手間が面倒だからといって、花壇に1 year grassしかなければ、華やかさがない花壇ができてしまうでしょう。
1 year grassやPERENNIAL GRASS 、それに樹木なんかを各々のセンスでバランスを取って、植物の本来持っている長所を楽しめるような花壇を創出してみてください。

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